幽霊ちゃんのひとりごとマシンガン

好きな曲への気持ちを爆裂個人解釈でいっぱいしゃべる

正しい価値さえ冷酷に見えて

DIRで一番聴いてるアルバムはUROBOROSで、我、闇とては皆好きと思うけど自分もめちゃくちゃ好きで 特に何度聴いてもああーー好きだーーーとなるところがあって

「正しい価値さえ冷酷に見えて 忘れてしまえば人は変われるなど 変われても忘れても 君でもない 」初めて聴いたのは中学生とかだったんだけど、未だに聴くとなんか…ずっと言わずにいた思ってたことを思い出したみたいななんとも言えない気持ちになる。

正しさに自分の気持ちを奪われるのって苦しい。せめて悲しいという気持ちだけは自由でいたいというか。事実に対して感じた心は自由でなければ人は自由じゃないと思う。それを言わなければいけないという縛りはないし、言わないことで無かった事にもならないとは思う。些細すぎる、狭すぎる話をしてるな。だけどそういう一生誰にも伝えない、狭過ぎて些細すぎる気持ちを、自分のなかで一応大切に再確認する曲だと、本当に個人的に聴くたびに思う曲。これと艶かしき安息、躊躇いに微笑みが自分のなかで特に特別かも。

艶かしき安息〜の、もう二度と光は消え〜から、もう誰もすべて消えろ、のあたりの、本当に全部そのまま歌ってる雰囲気、DIRにしかできない空気感が何回聴いても苦しくて大好きすぎる。UROBOROSじゃないけどね。UROBOROSだったらVANITASとVINUSHUKAも大好きで特別で…  VANITASは勝手に何も言えないという気持ちが強くて話せないけど

 

好きなことについて話したい気持ちと、自分の感情と紐付き過ぎていて言ったら何かを台無しにする気がして怖くなる気持ちがずっとあって、そりゃ現実でこんなに熱く語ることなんかもちろんないけど、ふとしたときにでも好きすぎたり思い入れがありすぎると言わないことで自分のなかの好きなものを外部(何を指してるのか自分でもわからない)から守ろうとする気持ちがあって そのために好きなものを聞かれた時に15番目くらいに好きなものの話しかできない、みたいなことがある。最近それに気が付いて、いや、あまりに好きなものが好きすぎるだろ、と自分で思えてなんかよかった。そう思ってから少しだけ仲良い友達にはたまに言えるようになってきた。そうしたら感想を教えてくれたりして、実はそういう時想像の50倍はうれしい