幽霊ちゃんのひとりごとマシンガン

好きな曲への気持ちを爆裂個人解釈でいっぱいしゃべる

どんな形であれ 気持ちは重かった

最近怪人二十面奏が好き!

2020年頃、グッズの包丁型ライトをTwitterで偶然目にしてなんだこのおもしろすぎるグッズ、絶対にヴィジュアル系だろと思って検索したら本当にヴィジュアル系だった。どんなバンドなのか曲が気になりすぎて聴いてみたらむちゃくちゃ大正浪漫系で懐かしい〜感じの曲調で、ライチ光クラブなどが大好きなわたしには完全に好みで…。PV観たらかわいすぎてちょっと狂いそうになった 黒髪姫カットが性癖だから…  絶対ハマるだろうな、というか、なんか、あまりに好みだったから安定して好きなもののひとつになるだろうなと思って、あんまり騒ぐ気持ちにならなかった。なんか不思議なもので、すきだ!!!と思って大騒ぎしたものってわりとすぐちょっと雰囲気変わったりしてそこまでになってしまうんだよな。なんでなんだろう?心底どうでもいい話してるけど、なんか最近それを自分できがついてきて、あんまり騒がないでおこう…と冷静にすみずみまで情報を見始めてる時これは多分好きになるなと実感する。こんなこと言ってるけどいつもよりってだけで多分充分死ぬほど大騒ぎはしてると思うから友達が読んだらなに言ってんだって思いそう

初めてふれたのは消心叫奏シネマのPVからで、ダムド、想望カルトを聴いて好きだ…!!!となり その時点ではもう普通にバンドごと好きになっていってた。

一番新しいアルバム「人生」では人間失脚と信仰アンチミステリーが特に好き!

 

曲とライブタイトルがおもしろくて好き。想望カルト、G.J.クローバー殺人事件、偶像破壊黙示録…ワンマンタイトル命日とか、ミステリサイドショウとかカルトQとか、全部ちょうどそういうの好き!ってなる。

マコトさんがネットのオカルト界隈で有名な予言漫画をTwitterに上げてて、そのへんが好きなのか〜そりゃセンス好きなわけだ〜!と思った。何気にネットのオカルト好きそうなバンドって見たことなかった(あったとしてなかなかそういう話してるところを探すのが難しいのかも)から、なんか…好きな曲作ってる人が顔見たらめちゃくちゃ可愛くてしかも趣味もおもしろいって、そんな嬉しいことある?

まあそもそもジャケットが丸尾末広な時点で系統わかるか なんかヴィレバンに並んでても違和感ない雰囲気がある 馴染みのある空気感… 

 

ライブ行ってもずっと居心地よくてなんか不思議だった。ライブが舞台みたいに華やかで、ああ、こういうのが好きだからヴィジュアル系って楽しいよな〜って素直に心の底から邪念なく思えて、むしろこれが王道とさえ言える!!!と感動した。こう思いたかったのに、どんどん思えなくなってた。本当はずっとたまには普通に楽しいと思いたかったのかもしれない。自分にとってはその普通がなんかよく考えたら普通じゃなかったってだけで。でもライブごと暗くて感情的なバンドも死ぬほど大好きだから本当にバランス取れるからありがたい (?) 

なんか、なかなか楽しい雰囲気のバンド好きになれないから好きなこと自体レアすぎてうれしくなってる。これを楽しい雰囲気って呼んでいいのかわからないけど。

 

怪人は(怪人って呼ぶとなんか違うな)テンポ早めのレトロな曲調でわりとご機嫌な感じのアップテンポな曲が多いけど、歌詞が右的なギャグっていうか右視点批判的なもの、大正浪漫的なファンタジー要素とネガティブモノローグがごちゃまぜになっててそのごちゃまぜ感がたまらなく大好きだし、曲調のアップテンポ感と暗い考えのギャップが好きすぎる。ファンが元気に包丁振り回すっていう構図もなんかまさにそれで、ネガティブなことをゆかいにやってるところめっちゃ元気でる。

なんかそういえばそもそも気になり始めた2年前も、めちゃくちゃ精神が終わっててもう連絡先全部消して全て飛ぼうかなと思ってた頃に突然聴きはじめて、急に楽しくなって我に帰ってやる気出た記憶ある。好きなバンドはいつでも自分を冷静にして元に戻してくれる。なんかそれはハッピーな妄想とかじゃなくて単に、こんなに好きなおもしろいものがこの世に存在していて生きてる人間がやっていて、ライブにも行けて、ほしいなら買えて、それでよくない?って思うから。元気出るっていうか、よく考えたら別に大丈夫かもしれないと思うというか。今日も大丈夫にしてくれて助かります🐻‍❄️

でも普通にそれはそうとして、なんかおもしろすぎて元気出るバンドだなと思う。そして底抜けに1ミリの暗さもないバンドを好きになることは人生でこれからも一個もないんだろうなとも思う。

って下書きに書いてたけどライブ後にはなんか楽しすぎてその後のゴミみたいな生活思い出して死にたくなって帰ったしそんな時もある それはゴミな方が悪いだけ 夢から覚めたなら 醜い日々が来る……🎶

脳が行ったり来たりしてるけど、好きなものその間で変わらないから自分に安心する。

 

ドレミ團の2人って知ったのは後からだったけど、そもそも世代的に目にしてたのは丁度解散ライブくらいの頃で、shoxxとかに載ってたからアー写とタイトルはちょっと見たことがあるくらいで全然触れたことなくて、今見てみるとやっぱり曲タイトル気になるのが多いなあと思う。 厭世ロマネスク、デカダンスゴーゴー…  そういう字列見るとなんか楽しくなってくる!!!もし世代だったら好きだったのかもしれないな。初期のガゼットも絶対に行って。ゴスロリで。本当はそんな人生にしたかった。今が嫌なわけじゃないけど、子供の頃雑誌ばっかり読んでた時期はそういう自分をずっと妄想してた。今がそれと全く違うわけじゃないけど、やっぱり文化的にちょっと変わってしまってることはわかるし、届かないものに憧れるものじゃん。怪人二十面奏はその絶対届かない時間にかなり近いと感じる、自分のなかで。簡単に言ったら懐かしいとか昔ながらとかになるんだろうけど、もっとずっと個人的なロマンがあるのかも 

 

 劣等感の『富か名声なのか そんなんじゃないわからないの ここにある愛は無力 もういいや』とか、なんか作ることに対して愛とやる気とやるせなさを感じるの、自分が絵を描くのが好きだからっていうのもあって作品作る人の歌詞として好きだな。すごいすごくない問わずなにか作るって全てがわざわざだから、そのわざわざが良いって思うし、そのわざわざを大事にしている作り手が好き!それを前提で考えるのが好きだ〜!

ブラックアウトヒステリーアワーの始まり方も好き、「気怠い熱に浮かされてまた眼を閉じる この夜が明けたら何か 変わってますように」めっちゃ調子悪そう。人生全部こんな感じだからこんな感じの曲ばっかり出してくれてるのありがたい。

 

耳が良くて歌詞が聴き取れる特技があるんだけど、逆にそれが原因でよく歌詞にはあ?わたしはそう思わないが…と謎ギレしてしまい聴けなくなるという現象が起こりがちなんだけど、まあ多分普通それなら逆かもしれないけど 別にそれは正しくあってほしいとかこういう考え方の人じゃなきゃ無理とかそういうこじゃなくて、こういう人苦手だなとか想像し始められるほど具体的にわかりやすく苦手なものだと無理 って意味なんだけど、そもそも生きてて接するの平気な相手めっちゃ少ないからそういうところが全てに反映されてしまってる。

わたしにとってのいらいらしない普通のものを選ぶことがまず最初の選択条件になっちゃう そこからなんやかんやしてたらヴィジュアル系に落ち着いたんだと思うけど、最初気が付いたけど普通にヴィジュアル系にも嫌いなバンドいっぱいいるし、そんな広く好きじゃないかもしれない…とすごく今更ようやく気が付いてきた。だから好きなもののこと突然王道とか言ったりしちゃう そしてだからこそ好きなものの存在は特別で、大切にしたいと昔よりも強く感じるよね、変に自分の挙動不審とか気の狂いで台無しにしたりしないようにしたいし、人の気の狂いからも自分のなかで自分の好きなもの自分の気持ちだけでも大切にしてたい