幽霊ちゃんのひとりごとマシンガン

好きな曲への気持ちを爆裂個人解釈でいっぱいしゃべる

裏返しのシャツを着たままと

 

誤解/DEZERT

 

 DEZERTの話をたくさんしたい!と思った時人に話してみたいけど、人におすすめするには最初は絶対これではない曲こと、誤解。

 

私は曲名から気になってどんな曲なんだろうと聴きたくなる事が多くて、誤解もそうだった。歌詞がとにかく苦しくて、一行目から「無視はしないで 欲しいのなら全部差し上げるから」。DEZERTは結構、歌の入りの歌詞がいつもインパクトがすごい気がする。call of rescueのイントロ無しで始まる「助けてなんてもう言わない」とかも、初めて聴いた時本当にびっくりした。call of rescueは音源じゃなくてライブで初めて聴いたから余計に衝撃だったのかもしれない。ずっとびっくりしたい。でもびっくりさせてくれと思ってるわけではない。私は勝手に一人で大騒ぎするから。

DEZERTはなんとなく多分だけど、殺意が有名だと思う。千秋さんが感情的な煽りをしたりフロアに降りたりすることから破天荒と言われたりしている。これだけの情報だと、とにかく気が強くて全てを敵に回すバンド、に見えなくもない。だけど他の曲も聴くと全然そんな事はないと思っていて、誤解はまさにそういう曲だし、タイトルがちょうどぴったり誤解だった。DEZERTは怖いとか尖ってたバンドと言われるという話を本人達がするたびに、じゃあギャップになりそうな曲を考えたい!と勝手に思ってしまう(でも別に誰にも言わないんだけど)。

 

誤解の歌詞で特に好きな部分は「足りないのなら それを笑って優しく伝えてほしい」、「裏返しのシャツを着たままと わたしは気付いてるから」。

DEZERTには悪夢のような、エログロのファンタジー的歌詞と「裏返しのシャツ」という日常的な単語が出てくる歌詞と両方あるから、まるで悪夢と現実の狭間だなあと思う。血液がない!とかは本当にちょうど悪夢と現実の狭間だと思う。一番目の血液がない、二番目の血液がない、って何かを探してるところは嫌な悪夢を見てるみたいだし、「どうせ変われないなら進んじゃうのさ」とかは目が覚めている感じがする。一番目の…二番目の…の部分の悪夢感、本当に好き。DEZERTが音楽性が変わったと思った時これからも好きかどうかは分からないと不安になったけど、この悪夢と現実の狭間感とものすごく分かるようなあまり分からないような言葉選びが大好きだったんだなと気付いた。

裏返しのシャツを着たまま過ごすってどういう気持ちだろうと考えると、なんとも言えない居心地の悪さと、早くどうにかしたいという焦りを感じる。前にも同じこと書いた気がするけど、歌詞も音もなんとも言えない居心地の悪さ、その時の嫌な気持ちそのものをそのまま空気ごと切り取ったような…。そんな気持ちになる。そして不安や緊張と安心を同時に感じる。