幽霊ちゃんのひとりごとマシンガン

好きな曲への気持ちを爆裂個人解釈でいっぱいしゃべる

お前は月 泣いて眠ればいい

LOTUS/DIR EN GREY

 

知り合いが何か決めなきゃいけないときlynch.のjudgmentを聴くんだよねと話していて、なんかいいなあと思った。わたしだったらなんだろう?と考えてみて、考えてみるまでもなくLOTUSだなあと思い出した。夜中に考え事をして、考え事を終わらせようと思う時にいつも聴いている。自分にとっては諦めと決意の歌みたいな位置にあって、なんか特別感がある。ほとんど夜にしか聴いていない。静かな夜って感じの曲調でと書こうとしたけどDIR全体にそんなイメージがあるような。昼間っぽいDIRあったかな…。Bottom of the death valleyは昼間にしか聴いてないかも。ドライブの曲だからお昼にぴったりだし。(???)

脳がすっきりするような爽快なハイトーンボイスも、静かな入りも、歌詞も大好き。特に「お前は月 泣いて眠ればいい」が大好き。冷たいようで、優しく聞こえる。ちょっと違うな。冷たくも優しくもない。それはそういうものだからと受け入れるような。「記憶からまだ涙を消せない」、こんなに分かる歌詞ないよと思うけど意外と同じ詩を見たことがないな。悲しくて孤独な曲だけど 孤独というより孤高さを感じる。意志の強さがあると孤独は孤高になるのかな。だからDIR EN GREYはかっこいいのかもしれない。

後「眼を閉じる」で始まって「眼を閉じよう」で終わるのがめちゃくちゃ好き…。

歌詞の終わりフェチみたいなものがあって、終わり方が好きな曲とかもかなりいっぱいあるかも。sukekiyoの方だけど首吊り遊具の「本気よ」で終わるのとかも好き。

DIRって、激しい曲が多いけど寝る前に聴くことが多いんだよな〜。安心するから…。精神のお布団だと思っている…。

 

朧のPV、京さんが産まれて登場したと思ったら首絞めらて死んでて最高だった。なんだか思わず笑ってしまって、ちょっと元気がでた。

裏返しのシャツを着たままと

 

誤解/DEZERT

 

 DEZERTの話をたくさんしたい!と思った時人に話してみたいけど、人におすすめするには最初は絶対これではない曲こと、誤解。

 

私は曲名から気になってどんな曲なんだろうと聴きたくなる事が多くて、誤解もそうだった。歌詞がとにかく苦しくて、一行目から「無視はしないで 欲しいのなら全部差し上げるから」。DEZERTは結構、歌の入りの歌詞がいつもインパクトがすごい気がする。call of rescueのイントロ無しで始まる「助けてなんてもう言わない」とかも、初めて聴いた時本当にびっくりした。call of rescueは音源じゃなくてライブで初めて聴いたから余計に衝撃だったのかもしれない。ずっとびっくりしたい。でもびっくりさせてくれと思ってるわけではない。私は勝手に一人で大騒ぎするから。

DEZERTはなんとなく多分だけど、殺意が有名だと思う。千秋さんが感情的な煽りをしたりフロアに降りたりすることから破天荒と言われたりしている。これだけの情報だと、とにかく気が強くて全てを敵に回すバンド、に見えなくもない。だけど他の曲も聴くと全然そんな事はないと思っていて、誤解はまさにそういう曲だし、タイトルがちょうどぴったり誤解だった。DEZERTは怖いとか尖ってたバンドと言われるという話を本人達がするたびに、じゃあギャップになりそうな曲を考えたい!と勝手に思ってしまう(でも別に誰にも言わないんだけど)。

 

誤解の歌詞で特に好きな部分は「足りないのなら それを笑って優しく伝えてほしい」、「裏返しのシャツを着たままと わたしは気付いてるから」。

DEZERTには悪夢のような、エログロのファンタジー的歌詞と「裏返しのシャツ」という日常的な単語が出てくる歌詞と両方あるから、まるで悪夢と現実の狭間だなあと思う。血液がない!とかは本当にちょうど悪夢と現実の狭間だと思う。一番目の血液がない、二番目の血液がない、って何かを探してるところは嫌な悪夢を見てるみたいだし、「どうせ変われないなら進んじゃうのさ」とかは目が覚めている感じがする。一番目の…二番目の…の部分の悪夢感、本当に好き。DEZERTが音楽性が変わったと思った時これからも好きかどうかは分からないと不安になったけど、この悪夢と現実の狭間感とものすごく分かるようなあまり分からないような言葉選びが大好きだったんだなと気付いた。

裏返しのシャツを着たまま過ごすってどういう気持ちだろうと考えると、なんとも言えない居心地の悪さと、早くどうにかしたいという焦りを感じる。前にも同じこと書いた気がするけど、歌詞も音もなんとも言えない居心地の悪さ、その時の嫌な気持ちそのものをそのまま空気ごと切り取ったような…。そんな気持ちになる。そして不安や緊張と安心を同時に感じる。

 

体調が悪い時に聴きたい曲

 

最近気がついたんだけど、私はもしかしたら冬に弱いのかもしれない。毎年冬になると体調が良くなくて、とにかくずっと憂鬱で、いつもより更に動けなくなる。冬自体は好きなんだけど、体調とは感情だけのものではないと分かってても、違ったんだなとびっくりする…。自分の体調がずっと分からないで振り回される。いつもに増してどんよりしてしまう時に聴きたい曲、そんなのはやっぱりヴィジュアル系しかない♪

 

冬になると毎年めちゃくちゃDIRのARCHEを聴きまくる。DIRは日常的によく聴くけど、なかでもARCHEはかなり好きで、冬から春にかけて特によく聴く。なんでだろう?出た時期、いつだったかな。体調が悪い時だけでもないけど、寝る前に聴いて穏やかになる。DIRのバンドのイメージと全然あってない気もするけど、私はDIRを聴くと基本的におだやかになるのだ(もちろん曲にもよる)。体調悪い時に気持ちいい曲一位はmasochist of décadence。今その曲!?!って感じだけど…。この曲のイントロを聴くとめちゃくちゃ脳味噌が溶ける。時々めちゃくちゃ聴きたくなる。体調悪い時に穏やかになる曲ではなく、体調悪い時に一番気持ちいい曲の話をしたいと思う。

 

二月はxanvalaをずっと聴いていた。ビッフルでジャノメが流れた時に初めて聴いて、気になって聴くようになった。好きな曲だなあと思って上がっているPVを見てみて、気に入って何度か聴いていると、もしかして歌詞の様子おかしくない?と思った。ヴィジュアル系好きな人には分かると思うけど、虐待事件についての曲ってわりとある。でもこれはなんか、様子がおかしい…。三曲あるシングルなんだけど、一曲目が子供視点で二曲目が母親視点になっている。二曲目の雨声に帰すを聴いてから、もしかするとこれは虐待される子供とする親の共依存の話なんじゃないかと思った。暗い話が好きでしょうがないので、これは自分のセンサーが働いたとしか思えない…!気になった時は歌詞は聴き取らなかったし。ちょっと話逸れるんだけど、一回目では聴き取れない歌詞が何度も聴いてるうちに突然脳内で漢字で変換されて急に聴き取れる現象、楽しい。

歌詞の言葉選びが全部なんとも言えず好きで一気に気になってしまって、聴ける分は全部聴いた。ジャノメの三曲以外では、creeperと帝が特に好き!creeperはこれまたわりと王道のストーカー曲(ストーカー曲というジャンルはないです)なんだけど、あるあるとはとても言えない衝撃的に苦しいPVが最高。カップルの寝るベッドの下に潜むストーカーの絵、恐ろしすぎてハラハラする…。だけどストーカー視点だから、怖いよりも悲しいが勝って、本当に苦しくなった。こんなに叶わなさを体現しなくても…。xanvalaの苦しさがかなり好きかもしれない。

鮮やかな猛毒とcreeperは繋がりがある、という話を読んで、これは同じ物語の2パターンの解釈というか、同じ事を違う言い方をしている、要は表と裏ってことなのかな?と思った。でも、鮮やかな猛毒を表にするにしても、表でそれは十分むちゃくちゃ苦しい話な気がするけど…。全部違ったらすみません!(こういう事を書いておかないと不安になる)

creeperの「ぐるぐるぐるぐる 貴方の渦から出られない」の部分、大好き。全ての音が不穏で、体調悪い時の空気感にめちゃくちゃ共鳴する。

君が初めて名前を呼んだ日、って気持ち悪くもロマンチックにも聞こえるというの、めちゃくちゃおもしろい!でもその感情は他人事とは思えないというか、心当たりが無いとは言えない…。自分ではロマンに思うことでも、客観的に見たら気持ち悪い事ってあるよね。気をつけよう…(?)。

歌詞が特に気になったと先に言ったけど、ジャノメと雨声の歌詞は全編好きで、「泥の味覚えた舌先と涙 雨が溶かしてくれる」「何よりずっと見てほしくて」、「誰よりも可愛くて誰よりも可哀想」など切なすぎる拗れた愛情の一人称語りが最高に好き。漫画でも小説でも暗いモノローグが大好きで一生読みたいと思うんだけどそれを曲にも求めてるところがあって、それが大量にあるのがヴィジュアル系というジャンルだと思っている。助かり続けている。

後、誰よりも可愛くて誰よりも可哀想って、恐らくとってもわかる人がいっぱいいるだろうな。一部にめちゃくちゃ刺さりそう。わたしには刺さりすぎて自分の妄想が聞こえたのかとびっくりした。

xanvalaは体調悪い時に聴いて最近で一番めちゃくちゃ気持ちいいなあと思った。脳味噌が溶ける!後ちょっと酔ってる時とか、そういう揺らいでるときに聴くとめちゃくちゃ心地良い曲だなと思う。あまりにも個人の話だし、絶対本人に伝わらなくて良い感想ですが…。行ける時期になったら絶対ライブ行こうと思ってるし、結成1年目らしいから、続いてほしい。

これからも気分が悪い時や酔った時にめちゃくちゃ聴きたい。そういう時は生活していてしょっちゅうあるから、タイミングがなくなる事はないと思う。そういう時に聴きたい曲が存在してくれる(こっちの感情だから存在してくれるというのはおかしいけど)のは本当にありがたすぎる。

そして最後になってしまったけど大好きなおなじみ DEZERTはもうまさに気分が悪い時に一番聴きたくなる代表だ。実行編、擬死、宗教、monstar、不透明人間、みぎてとかが特に聴きたくなる。そういえば包丁の正しい使い方三曲は高校の時トイレで泣きながら聴いてた。どうかしてるとしか言えないしその時は苦しかったけど、DEZERTが好きという話を考える上ではおもしろいと思えるし、まあそんな時もあったねと片付けられる。逆に聴いてなければただの苦しい思い出なので、本当に助けられているな。DEZERTが特別好きなバンドであるというのは、それが半分くらい理由なのかも。いつもありがとうございます!これからも最悪な時に聴いて最高だなと思います。

体調がどんなに最悪でも、助けてくれという気持ちになっても、今がベストなタイミングだ!!と思って聴きたい曲を選ぶ気持ちだけは一生失いたくないと強く思う。聴けない時ももちろんあるけど。それだけでこれからもなんとか生きられる気がする。好きな曲を作る好きなバンドさんへ、助けなくていいので、できるだけ長いこと曲を作ってください。究極、人生の願いで絶対的な物はそれだけですらある。後は友達と家族が健康に生きていればそれでいいな。なぜか最終的にとても穏やかな気持ちになれた。

 

 

the GazettEの好きすぎる曲の話

the GazettEのNINTHを聴いた時、the GazettEからおかえりと言われた気がした。

新曲もちらほらと聴いてはいたけど、いつからかそれまで好きだった曲を何度も聴いて、それ以上リアルタイムで新曲の情報を細かく全部は追わなくなっていた。「タイミングになったら新しい曲も聴こう」と思っていた。そして実際、タイミングが来た。NINTHのSEはこれまでのアルバムの音を繋いで作られていた。全部はすぐには分からなかったけど、NILのSEのメンバーが一人ずつ単語を言う音が分かった時、思わず声が出て、本当に感動した。NINTH GOD SMELLもこれまでのアルバムテーマの単語が使われている。これはもう、ここからまた聴くのにぴったりすぎるアルバムだった。おかえりどころか向こうから迎えに来てくれた、ぐらいの感情になった。

the GazettE黒執事のOPから知ったので、SHIVERから好きだ。SHIVERを初めて聴いた時、こんなにかっこいいバンドがこの世にいるのかとびっくりして、同時に初めてヴィジュアル系を認識した瞬間だった。そこから初めてTSUTAYAで借りるのではなく音源を買った。雑誌を買った。雑誌を買ったことから、他にもたくさん気になるヴィジュアル系バンドがいることを知った。自分にとってthe  GazettEは原点で、ヴィジュアル系の扉だった。

the GazettEはかなり曲のバリエーションがあって アルバムによってテーマがあって、それによって結構違う印象で。それが楽しくて大好き。

わたしは暗くてテンポが遅い曲が特に好みで、一番好きなアルバムはDIM。次に好きなのがdivisionだ。シングルだと紅蓮が本当に大好きで、最近のものだとUNDIYNGも大好き。シングルはカップリングが好きなこともわりと多いかも…。UNDIYNGは特にvacantが好き。葵さん曲が好きな傾向にあって、これはthe GazettEが好きな人は絶対分かってもらえると思うんですけど、葵さんの曲を聴いてすぐに当てられます。後、なんとなくだけど漢字のタイトルの曲が好きなような気がするので 漢字のタイトルの曲から先に聴きたくなっちゃうという謎の私あるあるがある。多分、蜷局とか紅蓮の三曲とか泣ヶ原から始まったと思うんだけど…。枯詩、体温、千鶴、白き憂鬱、奈落、痴情、影踏み、虚 蜩とか…大好きで大好きでしょうがない。

好みなのはそんな感じだけど、NILも好きな曲が多いアルバムだ。D.N.Lが大好きすぎる。秋冬になるとめちゃくちゃ聴きたくなる。そしてbath roomが大好きすぎる。曲だけでなくストーリーも含めて、全てが大好き。本当に不安そのものみたいな音で、それがすごく心地いい。bath roomといえば、dripping insanityが大好きなんだけど、好きだと思ってから続編だと知って本当に嬉しかった。100倍好きになった。dripping insanityのイントロ、大好き!歌詞の解説は公式のインタビューが出てるし、考察とかもたくさんの人が上げてるから 私は安心して感想だけを話すブログでいよう。似た雰囲気の曲で、sugar painもめちゃくちゃ好き。sugar painといえば同じアルバムのなかでは あんまり話してる人を見かけないけど、Catherine in the trunkも大好き。

 

そういえば繋がりはないかもしれないけど、goddessの歌詞に出てくる「鬱向く」って単語、すごいな〜と思ってたらfilthのカップリングのCrucify Sorrowでも使われてて、初めてじゃなかったんだ!?とびっくりした。どんな曲だっけと思ったらタイトル忘れてただけでめちゃくちゃ好きだった曲で運命を感じた。…運命というかだいたい歌詞とかストーリーが好きな曲はそれが曲調に出ているから(それは逆かもしれないけど)、聴いた時点で好きなのかもしれない。異様に好きな曲は大抵歌詞もめちゃくちゃ好きだし、タイトルから気になった曲は結構好きなことが多いし。

 

「口に出したその悲壮が君を覆い尽くす」、本当にわかりすぎて苦しくなる。そうなんだよなあ。大きい悩みを口に出したりすると余計にそれがいよいよ現実としてはっきりしてしまって怖くなること、ある。逆に誰にもいえないから日記に愚痴とかを書くと、その事しか考えられなくなったりする。でもどちらもしてから気がついてしまうというか、やめるよう気をつけられないんだよな。でも多分そういう歌詞じゃないと思う。愚痴ばっかり言ってる人への言葉ともとれるけど、それはそうとして、わたしは歌詞をみてそこまで深く関係ないその時思ったことを自由に色々考えることが、生き甲斐です!こうやって勝手に人に相談したつもりになって色々解決していきます。ポジティブなのか、一人で過ごすプロなのか、なんなのか。話がびっくりするぐらい逸れたけど、好きな曲を聴いて色々考えごとをするのは楽しい。goddessの1:55からの間奏が大好き。

 

そしてすごく話したいアルバムが、再録のバラードアルバム、TRACES vol2。好きな曲しか入ってない!!!!!大変なアルバムです。正直再録って基本的に原曲より好きな事はあまり無いのですが、これは全曲好きだった。原曲よりどうとかそういう概念のものではなく、「今のthe GazettEが過去のthe GazettEの曲をもう一度出す」という事実が良すぎる、という話だった…。白き憂鬱の「薄弱な声に」の「な」の音程が違ったのを聴いた時、驚いたのと同時に感動のあまり一回止めて心を落ち着けてからもう一度聴いた。再録でこんなに感情を揺さぶられたのは初めてだった。ひとつ音程が変わるだけでなぜここまで心を掴めるんだろう。白き憂鬱は元々大好きな曲なんだけど、それから自分のなかで特別な曲になった。

体温は歌詞が英詞の部分が和訳に変わっている。この曲のこの歌詞を後から分かりやすくしちゃうの、勇気がすごすぎる。聴こえた時息を飲んだ。やっぱり日本語になると印象がかなり変わるなあ。曲調は原曲の方が暗く感じるけど、私は英語が苦手なので歌詞はわかりやすい和訳になった方が重たく感じた。

D.L.Nの最後の足された歌詞もものすごい衝撃だった。これ、ずっと「死をほのめかす曲」だったのが、「完全に自殺の曲」になった気がするんだけど、どうなんだろう?「充分見てこれたから もういいの」で終わるのと「言葉なき自決を」で終わるの、違いすぎる。D.L.Nも元々大好きでめちゃくちゃ聴いていた曲だったので、自分のなかでさらに特別になった…。何回聴いても、アコギで穏やかな曲調だけど不穏で悲しい歌詞で大好き。なんか、再録は完結編という感じがした。D.L.Nの話、違ったらごめんなさい。気になるので今度その頃のインタビューを探そうと思う。最近雑誌全くと言っていいほど読んでないし…。

後、そもそも一曲目が枯詩なところがすごすぎる…。昔の方がいいというファンとずっと好きでいるファン両方へ向けての歌詞で、苦しい。すみません、離れていて…という気持ちに思わずなる。それもそうだし、「時が経てば色褪せてく 花のような詩」って歌詞が再録のアルバムの一曲目にあること、意味があって素敵だと思う。全然色褪せてないと思うけど!!!!

the GazettEの好きなところ、意味がありすぎてとんでもない情報量なところ。昔、14歳のナイフとか体温とかの歌詞検索してドキドキしてた頃、今でも思い出せるほど楽しい時間だった。デザインとか、本当色んなところにたくさんの意味があって、本当にすごい。すごいとだけ言ってしまうと陳腐になるほどすごい。どうしてもやっぱり(the GazettEに限らずすべてにおいて)全部をずっとリアルタイムで追うことは難しいけど、自分のなかでは変わらず好きなバンドで。ずっとその程度で好きって言えないなあと思って言わずに過ごしていたけど、私は自分が好きなものを私なりにできる範囲で大好きでいて、それでいて好きなものの話をたくさん文章にしたいのかもしれない。実際してみてめちゃくちゃ楽しく、友達少なくても自分がいるなあと変なことを思った。

情報量も多いし、したい好きな曲の話がたくさんあるからまたちょっとずつ書きたい。4000字のレポートを出せなくて単位を諦めた科目があったけど、好きなバンドの話だったら3500字では足りないんだなあ。

 

 

 

今 呼吸の仕方がわからない

 

insomnia/DEZERT

 

TODAY(アルバム)といえばTODAY(曲)なんだけど、TODAY(曲)はなんというかもう感想とかじゃなくて、曲が全てすぎて何も言えない…。好きな曲となると沈黙、おはよう、 insomniaが特に大好きです。

 

千秋さんはいつもおはようは後ろ向きで嫌い、という話をされているけど 私はまだまだ全然この気持ちのままなので、既に過去の曲になっちゃったのかと思うと少し寂しいけど、大好きな曲です…。おはようでLyric video出したのよく考えたらすごすぎる。あんなにでかい文字でネガティブな言葉を見たら、うれしいと思えて仕方がない。あと30年くらい経ったら私も過去にこんな気持ちだったと思いたいな。だけどそれにしても、「いつもなら大丈夫だって 思える事も今はどうしてもそう思えない」「ここは居心地が悪すぎる」って、全然変な事言ってないのにインパクトがもの凄くて、その絶妙さが本当に好き。「変なことは言ってないけど、めちゃくちゃインパクトがある、一言で説明できない感情の曲」がDEZERTの一番好きなところなのかもしれない…。

 insomniaで好きな歌詞もそういう話で。特に大好きな歌詞が、「きっと明日も 今日と同じだ」「苦しい世界は続いて 眠れぬ夜は開けない」「それでも僕は朝を待ってしまうから」、ずっとその時の嫌な感情をそのまま音にしたような…というところが好きな曲が多かったけど、これはそれとは方向性が違って、ちょうどそういう気持ちとTODAYの伝えることを意識した言葉選びというコンセプトの両方の良いところ取りみたいな感じだなと思った。これを初めて聴いた時、びっくりした。(こいついつもびっくりしてんな♪)眠れぬ夜は開けない、までは凄く分かるし、そう思う。でも、それでも〜からは、思ったことがなかったから。でも、そりゃそうなんだよな。そうだった…と思えて、これをDEZERTが言う事にすごく意味を感じた。だって、TODAYを出すこれまでに、ずっと苦しい世界と眠れぬ夜のような曲を出してきたと思うと…。それは、聴く側より作る側の方がずっと長いに決まってて、そんな長い時間を経て、「それでも朝を待ってしまう」、嬉しいとか悲しいとか感動とかどれでもなくて、存在してたずの感情をようやく受け入れられた気がした。DEZERTがどうかとかはわからないけど、これは全部自分の中での個人的な感想の爆走なので、正しさは一体置いておくとして。 しかも、ようやく朝が来たんじゃない、朝が来るのを待ってしまう自分という存在がいることを確認した、という「気持ちになった」私の話だ。びっくり!こんな個人的な感想…許されたい…。

 

それと、他にも insomniaで好きな歌詞があって「繰り返す以外で 今呼吸の仕方がわからない」。すごすぎない?すごすぎてびっくりして歌詞500回読んだ。一回気にしちゃうと出来なくなる事あるよね。あれが、人生の全て。それは自分の話だけど、そういう自分にとって、これは泣くほどわかる言葉だった。

DEZERTが悪夢みたいなエログロの歌詞が中心と言われてた頃からこういう繊細すぎる日常のなんか嫌なこと、の歌詞が合間にあって、それが悪夢と現実の狭間みたいで好きだと思ってたんだけど、TODAYでちょっと現実によったというか、狭間だったのが、現実という悪夢、という感じに進化したのかなと思った。(個人の感想なので鵜呑みにしないで!)

TODAYが出た前後、撲殺ヒーローあたりからいきなり曲調が変わって、真っ先に思った変わらないでくれという気持ちの真髄に、「明るくなって置いていかないでほしい」というものがあった。だけど、その後のインタビューも読んで、置いていくどころか伝えるということを意識したことを知って、DEZERTを好きになってよかったなあと心の底から思った。

DEZERTは丸くなったと言われる、と最近よく千秋さんは言うけど、尖ってたとも丸くなったともどちらも何か違うように感じる。11月の渋公でそれについて、「尖ってる鉛筆で描いたことない。丸い鉛筆でぐっとやるタイプ」と話してて、なんだかものすごく腑に落ちた。同時に、千秋さんの話全部おもしろくて大好きだなあと思った。

 

全然関係ないようで少しだけあるんだけど、去年千秋さんが乙一好きだったって知ってから、そのことが一年ずっと嬉しくて、その喜びは多分一生続きます。

 

 

 

 

この世界生きた心地しなくて

ぞんび君/メトロノーム

 

メトロノームは再始動から知った世代で、リアルタイムじゃない曲がほとんどなので詳しいことはあまりわからないのですが…。詳しく知りたい気持ちがあったので過去の雑誌をちょっとだけ読んでみたりして、それもめちゃくちゃ楽しかった。こんなハマり方したのは初めてで、間が抜けてたとしても長いことやっているバンドって情報量が多くてたのしいな〜と思った。学校へ行こうの映像もめちゃくちゃ面白かった!私もゴスロリで好きなバンドのライブに行って、メンバーが好きすぎて失神したかった。本当に楽しそう。

 

メトロノームが気になったきっかけはそもそも歌詞がめちゃくちゃすごいことで、最初にびっくりした曲は「絶望さん」だった。こんなにポップでコメディにネガティブなバンド、見たことない!何!?!と思ってPVを見てまた何!?!!?!!と思った。「明日はない♪もう来ない♪明日はない♪もう来ない♪」、なんかちょっとかなり雑なCG、こっくりさんならぬ絶望さん、絶対当時からしてもレトロすぎる映像、そして一番びっくりしたのがヴィジュアル系でテクノ(テクノであってる!?)、全部すごい衝撃で、何もかもがおもしろかった。でもさらにびっくりしたのが、このテンション感の曲がこれだけじゃなくてたくさんあるということ。

ぞんび君は、かわいいタイトルとピコピコだけじゃなくてメトロノームの中ではギターも結構目立つ曲で、歌詞が「今全ての毒を盛って 僕を変えてください」「この世界生きた心地しなくて ボクも仲間にしてください」、びっくりするぐらい悲しい。これって、ぞんび君、の仲間になりたい方なのか、自分がぞんび君なのか、どっちなんだろう?

掘り起こして探してきたインタビューによると、ゾンビから逃げ疲れて諦めて仲間にしてもらおうとする主人公、というような話だったんだけど、だったら自分以外がゾンビということになる。それって、世界は皆僕の敵と同義?などと考えたりしてしまった。コメディに表現されてるけど、全部、ものすごく悲しくて孤独な話をしてる。空元気とか、自暴自棄とかそういう類の元気な悲しさがある。メトロノームの曲全体的にそういう印象があるけど、「僕も仲間にしてください」という真っ直ぐな悲しさにめちゃくちゃ貫かれた…。

メトロノームは、テンポが一定でピコピコが楽しくて、歌詞が明るくなくて逆に不安な気持ちにならないのでなんかの作業しながら聴く事が多い。でも作業しながら歌詞が真っ直ぐ脳に入って、時々びっくりして歌詞を確認したりする時もある。チケット買ったけどライブ中止になっちゃってから結局配信一度しか見れてないから、また観たいなあ。

復活ライブの記事を読んだら一曲目が「残念、僕の人生」だったと知ってまじでおもしろいなと思った。

 

 

 

 

 

叶うはずもない未来を見てる

 

スライドショー/chanty

 

正体不明、全曲好きすぎてびっくりした!!!!!!

 

chantyの事は一度対盤で見たのみで、後はちょくちょく新曲が出るたび聴いている、という程度の知識で全く詳しくはないのだけど、正体不明が好きすぎて上がってるインタビューをとりあえずめちゃくちゃ読んで、読み終って人に話したくなったけど、詳しいわけじゃないから人に言いづらい!ひとりで話して気持ちを消化します。

メンバーが何度か変わってるんだな〜くらいの知識なんだけど、「叫びたくなったから」から今のギターの白さんになったらしく… もしかしたら白さんのギターがめちゃくちゃ好きかもしれない…。

正体不明は君と罰の再録が入っていて、比べて聴いたら全然違った!君と罰、PVから知ったからずっとよくのかたまりっていうタイトルだと勘違いしてた…。音源タイトル並べて見るとめっちゃ良いな〜と思った。「嫌いなこと」っていうタイトルめっちゃ好きかも。

 

正体不明のなかでも、スライドショーが一番好き。スライドショーっていうタイトルだけど、「これはただのスライドショー」、思い出のことをただのスライドショーって言ってしまうこと、悲しくない?悲しい曲が大好きなので、すごく刺さってしまった。一番好きなのはサビの歌詞「これが夢であっても この歌が終わっても きっと、なんて馬鹿みたい」「叶うはずもない未来を見てる」。苦しい!!!chantyの曲を聴いてると、うわ〜!!!苦しい!!もうやめて〜!!!!という気持ちでいっぱいになって、それがすごく好きで…。その気持ちを特にスライドショーでは目一杯感じて。叶うはずもない未来…。叶わない願い、とはちょっとニュアンスが違うだけでこんな苦しい言葉ができるんだな…。

曲調は軽やかで、午前中の陽のなかで聴きたくなる。そして穏やかに苦しくなりたい。これを冬の朝バスに乗って外を見ながら聴いたら走馬灯見てるみたいな気分になってすごく良かった。見てるみたいというか、走馬灯みたいな音がするというか…。特に2分30秒くらいからの間奏が走馬灯すぎる。そう思って後からPV確認したら、PVもかなり走馬灯で、解釈一致!と思った。

パッチワークはギターの軽やかな細かい音がすごく聴いてて気持ち良くて好き。「よし、明日も生きていられる」で終わるのも良い…。軽やかかつ爽やかな音なのに歌詞がずっと切羽詰まっている…。

逆上のパルスの歌詞も好きだな〜〜、「ほっといてくれよ」「黙ってろよ ちょっと」で終わるけど、誰にも何も言われていない、という話を読んでたまらなくなった。これも貴方だけを壊して飾ってみたいで思った事と同じで、全部自分の精神のなかだけで起きてる大戦争なんだと思う。「分かりきってるんだ実際は ずっとこのままいたいわけじゃない」という叫び、すごく些細で日常的で、好きだなあ。あとchantyってそもそも労働歌って意味なんですね。なんかそれがちょっと腑に落ちたかもしれない。素朴さというか、日常感が。

本当にすごく好きなアルバムだったので、話をたくさん聞きたい!と思ってメンバーのツイートとかも遡ったんだけど、白さんが「好きじゃなかったらまた作った時に聞いてほしい」とツイートしてて、そんなことある!?!?!?と泣きそうになってしまった。なんでそんなこと言うの!?信じられない、たくさん聴かせてください。何らかの形でめちゃくちゃ幸せが訪れていてほしい。